2019年4月1日に発表された、新元号「令和(れいわ)」がなんと!
私の出身である福岡県の太宰府市がゆかりの地とのこと!
「令和」は「万葉集」が出典というニュースで聞いて、
「なんだか雅な感じだあ。」と思っていた矢先にこのビックニュース!本当に驚いた。
太宰府市は、学業の神様である菅原道真公をお祀りしている太宰府天満宮がある地で
受験シーズンや初詣などにはよく行っていたけど、まさか新元号「令和」のゆかりの地になるとは!
福岡県民としては大変嬉しい!!
ということで、ゆかりの地といわれている太宰府市の坂本八幡神社にいそいそと行ってきました。
って、なんで太宰府天満宮じゃなくて坂本八幡神社なの?
万葉集とどんな関係があるの?などなど分からないことだらけだったので、色々と調べてみました。
なんで太宰府がゆかりの地なの?
「令和」は、
「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」
という、「万葉集」に収められた「梅花の歌三十二首」の前につけられた序文から引用された文言で、
「梅花の歌三十二首」の序文に、「梅花の宴」という宴を大伴旅人(おおとものたびと)が催したとあります。
その「梅花の宴」が催された土地が太宰府だったので、
太宰府が新元号「令和」のゆかりの地といわれているようです。
大伴旅人が重要?
「梅花の宴」を催した人物が大伴旅人であり、
「万葉集」の編纂に拘わったとされている大伴家持(おおとものやかもち)のお父さんが大伴旅人。
その大伴旅人の邸宅があり、「梅花の宴」が催されたのが
大宰府政庁跡の西北に位置する坂本八幡神社一帯とされているようです。はっきりとは分かっていないみたいですけどね。
坂本八幡神社に行ってきた
ということで、さっそく坂本八幡神社に行ってきました!
行ったのが、4/4木曜日で平日だったので、人はそれほどいないかな?
と思っていたのですが、そんなことなかった!
駐車場は満車だったし、境内の中は人がいっぱい。
といっても、少し待てば駐車場も空いたし、人も境内がパンパンになるまでいるというほどではなかった。
あまり並ばずに参拝できたしね。
これば土日とか休日になれば、もしかしたらとんでも無いことになるのかも...
神社はそれほど広くはないのでどうなることやら。
今はお花見シーズンで、大宰府政庁跡も人が多かったですしね。
写真を撮ってる間も人が引っ切り無しに来ていた。
中には東京から来たという人や、車のナンバーでは、北海道から来たのでは?というナンバーも。
休日がおそろしい。
境内の中には、大伴旅人が詠った歌が彫られた岩や
その解説が置かれていました。
坂本八幡神社の近くには、何やら大きな岩が。
こちらも「梅花の宴」に因んだ歌みたいですね。
観光列車「旅人」
福岡に住んでいる人なら目にしたことがあるかもしれない、列車「旅人(たびと)」。
ピンク色の列車で、日本的な模様が書かれており、内装も可愛い列車「旅人」。
その旅人が!さっきから何回も出てきている大伴旅人さんが由来だったなんて!もう身近な方に感じてきました。
旅をする人を乗せる列車だから「旅人」だと思っていました。
結構前から現代の福岡でウロウロされていたんですね、旅人さん。
そんな大伴旅人さんが由来の列車「旅人」に乗って、太宰府へ「令和」聖地巡礼するのもいいかもです。
※列車「旅人」の写真は数年前の物なので、今は変わっているかもしれません。
坂本八幡神社の場所
住所:福岡県太宰府市坂本3丁目14-23
太宰府市文化ふれあい館ホームページ:https://dazaifu-bunka.or.jp/
最寄りの駅:西鉄「都府楼駅前」から歩いて20分ほど。西鉄「五条駅」から「大宰府政庁跡」までのバスも出ています。