HOLGAのように真四角の写真が好きなのですが、ブローニーフィルムはな〜大きいしな。
などと思っていたらありました!35mmフィルムでスクエアの写真が撮れるトイカメラが!
それは、Diana Mini(ダイアナミニ)というカメラです。
しかも、以前の記事でもご紹介した、キングオブトイカメラのLOMO LC-Aを作っている
Lomography (ロモグラフィー)が作っているカメラなんです!
これは試してみるしかないでしょう!と購入して色々と撮ってみました。
結論から言うと、面白いカメラでした。
Diana Miniって何?
Diana Miniは手の平サイズの小さくて持ち運びがしやすいカメラ。しかしそのかわいい見た目とは裏腹に、機能がたくさん搭載されています。カラーフラッシュで撮影可能、多重露光可能、長時間露光可能、ケーブルレリーズ穴や、三脚穴も開いています。
しかし最大の魅力は、1つのカメラでハーフとスクエア両方のフォーマットを楽しむことができること。スイッチ切り替え1つで自在に2つのフォーマットをお選び頂くことができます。
Lomographyの公式ホームページにもあるように、Diana Miniは手のひらにおさまるほど小さくて、持ち運びがしやすいカメラです。
ハーフカメラという、35mmのフィルムを半分こにして撮ることもできちゃいます。
ということは、24枚撮りだったら、48枚。36枚撮りだったら、72枚です。お得な感じがしますね。
まぁその分粗い写真になってしまうんですが、それはそれでアジかな。
ただし、スクエア(真四角)の写真を撮るときはハーフにはならないので、その点は要注意です!
切り替えは後ろのボタンですぐにできます↑
Diana Miniの魅力
良い点
- 軽い・小さい
- スクエア(真四角)とハーフで撮れる
- デザインが可愛い
- どんな風に映るか予測不能
まず、魅力としてあげたいのが、小ささ&軽さです。
手のひらにおさまる、または手と同じくらいの大きさなので気軽に持っていくことができます!そして軽い!これは重要です。
Diana Miniの特徴とも言える、私が購入を決めたきっかけでもある、「スクエア(真四角)」に撮れる撮れるということ。
後からトリミングをしてしまえば良い話なのですが、最初からスクエアというのはなんか違う気がするんですよね。
そして何と言ってもデザインが可愛い!
レンズに書かれているDIANA MINIという文字もですが、全体のフォルム!色もなかなかない水色が目を惹きます。
トイカメラ全体に言えることなんですが、Diana Miniは特にどんな風に映るか分かりませんでした。
個体差があるのかもしれないのですが、私が使っているDiana Miniはなんか変なんです。いい意味で!
その一例がこちら↓
夜に撮ったので、かなり手ブレしていますが、それが良い感じに。
Diana Miniの欠点
- 天気を選ぶ
- 手ブレする
- 現像を困らせる
- 巻き上げダイヤルが硬い時がある
これもトイカメラあるあるなのですが、天気が良くないときちんと撮れません!
曇りだと真っ白に映ったり、真っ黒に映ったり。。なんとも難しいのがこのカメラです。
シャッターがレンズの真横に付いているので、必ずと言って良いほどブレます!これが良い感じになったりもしますが、鮮明に撮りたい方には向いていないカメラかもしれません。
そして、これが一番困りましたが、カメラ屋さんで現像してもらう時に「どこで区切って良いか分からない」と言われてしまうことです。
これは巻き上げダイヤルが硬い時、半分しか巻き上げられず、そのまま次の写真を撮ってしまうことがあるからと思われます。
私のDiana Miniはダイヤルが硬いので、無理やり回してフィルムをちぎってしまった事も何度も。。
しかし、奇跡のショットが撮れる事もあります。
↓
何がどうなってこうなったか分かりませんが、面白い事になりました!
スクエアで撮ったのに、なぜか長方形に撮れている。。フィルムの送り出しのせいなのか何なのか。
他にも撮りましたが、この一枚だけこんな感じでした。
こういうことがあるから、トイカメラは楽しいんですよね〜。欠点も欠点じゃなくなるというか。面白く撮れてしまう!!
実際に撮った写真たち
条件が合えば、もちろん普通に撮る事も出来ます!条件が合えばね。
まとめ
面白く撮れるDiana Miniでしたが、個体差があるので持っているカメラによっては、また違った風に撮れるかもしれません。
癖が強いDiana Miniですが、何枚も撮っているとその癖がやみつきになるかも!?
自分のこ(カメラ)はどんな癖なのかな♪と楽しみながら撮るのもトイカメラの魅力ですね!
そしてお安い!
今日は長方形の気分で。今日はスクエアで。なんて、いくつものトイカメラを使い分けることができるのも良いところです!
一眼レフにはまた違った気分がありますが、それはまたおいおい。